もっと投げ釣り釣行記3

主に広島市内で釣ってます。

カテゴリー: 裏釣行記

裏釣行記2.11 後編

2016-02-22
裏釣行記
石立さんが3時に迎えに来た。 釣り座の目の前まで来てくれたので助かった。

そしてオレ達が船に乗り込むと石立さんが「 ワ~カメ 好き 好き ? 」とオレ達に言ってきた。

オレ達全員がキョトンとしていると少しイライラしながら「 ワカメ 採る? 」と言い始めた。

オレは思った「 この中で何人ワカメが欲しいんだ? 」  「 そんなやつ いるのか? 」 

そして、ワカメに興味の無いみんなは聞こえないフリをしていた。

ワカメツアーにみんなが興味を示さないので、しびれを切らした石立さんがこんな事を言い始めた。

「 実は 違う釣り客を迎えに行かんといけんのよ。 で、時間が30分余ってるから ワカメで時間調整して・・・ 」

石立さんがダブルブッキングしていたのだ。

5分後カキ筏に船をつけた。

「 誰か採りに行って! 」石立さんが言った。

するとメンディ隊長が立ち上がり、スマホとタバコをポケットから取り出しイカダへ移って行った。

メンディ隊長の背中がこう語っていた 「 何してる? 早くお前も来い! 」

オレは心でこう言っていた 「 隊長 すいません。 自分の殺人リーボックだと一歩目でドボンさんなんです。 」

すると石立さんが 「 はい。 もう1人誰か行って。 」

オレは今の状況を冷静に判断していた 「 お嬢はレディ枠で免除だな。 レジェンドも船酔いで免除は当然だ。 残るは オレと家康の一騎打ちか・・・・ 」

再び石立さんが言ってきた 「 もう1人行って! 」

1秒が1時間に感じるほどジリジリした沈黙があった。

さしずめ関ケ原の戦いの再現だった。 お互い先に動いた方が負けと知っていた。

家康はびくとも動かなかった。 オレはこう思っていた 「 さすが家康よ。 鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス  お主が動かぬのも百も承知よ。  しかしワシにも秘策がある。 」

オレは乗船前に石立さんと軽快なトークをしていたのだ。 みんなはおしゃべり好き2人がしゃべっていると思っただろうが内容はこうだった 。 「 石立さん いや 軍師石立殿 何かあった場合は我が軍に加勢に来て下され 」 「 あい、わかった。 」

オレは石立軍が動くのを今か今かと待っていた。 そしてその時が来た。

軍師石立がホラ貝を吹きこう言った 「 誰か 若い人 行って! 」

そう石立軍が我が軍に加勢したのだ。

オレは 「 聞いたか家康 石立殿が言っておるぞ。 ワ・カ・イ・ヒ・トとな  」と心で言っていた。

そう間違いなく家康はオレより若かった。

「 さあ、動け家康よ 動くのだ  あんよはじょーず  あんよはじょーず 」とオレは心で言っていた。

「 時間の問題だな 」 オレは勝利を確信していた。

すると予想だにしない事がおきた。

「 早く 元気な人行って! 」 と軍師石立が言ったんのだ。

若い人 から 元気な人 に変わったのだ。

元気な人になると間違いなくオレだった。

家康が駿河一国と引き換えに石立軍を寝返らせたのだった。

オレは思った 「 軍師石立を寝返らすのはあっぱれよ。 さすが戦上手の家康殿 ワシの負けじゃ。 潔く自害しよう。 」

オレがイカダに行く決心をした時 あの男が立ち上がった。

そうレジェンドだった。

船酔いでヘロヘロになりながらイカダへ渡って行った。

オレの頭の中は「 ダイブ2回目? 」

そして メンディ隊長とレジェンドが無事船に戻ってきた。

その後、メンディ隊長がオレに目を合わす事は無かった。

「  隊長 自分を殴って下さい。 」




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裏釣行記 2.11

2016-02-19
裏釣行記
世の中には光と影が存在する。 そこには必ず光と影の物語がある。

前回のブログが光なら今回のは影である。

内容が濃い為、苦情があればすぐさま削除する事とした。

削除されるのが明日なのか一年後なのかまだ誰も知らない・・・・

この物語はフィクションでもありノンフィクションでもある。


登場人物

オレ・・・年々頭が悪くなっている。 治療が必要か?
メンディ隊長・・・オレの釣友メンディ。
お嬢・・・38センチを釣ったのは記憶に新しい。
レジェンド・・・特技:船酔い
家康・・・海道一の弓取り、名将
石立さん・・・渡船の船長 操船技術には定評あり。おしゃべり好き。


話は無人島へ到着する2分前から始まる・・・・

降りたら右にずーと行ってそしたらトンネルがあるからとにかくトンネルへ行って。それでね、足元が凄く滑りやすいから気を付けてよ。本当に気を付けて。」と石立さんが言った。

オレは「マズい」と思った。何故ならオレの足にはリーボックのクラシックモデルが付いていたのだ。

このリーボックはドライの路面ではそこそこのグリップ力があるが、ウェットになるとたちまちハイドロプレーニング現象を起こす殺人マシーンなのだ。

必勝法は必ずある。絶対にある。」オレは心の中で言い続けた。

で、ひらめいた。「低重心で歩幅を狭くして・・・・

オレ達の上陸後、第一任務は「トンネルを探せ」だった。

トンネルまでの岩場コースでメンディ隊長が小さな潮溜まりを発見した。

で隊長がこう言った 「ここに小さな潮溜まりがあるから気を付けて!」 と
オレ達は無事トンネルを発見した。そして船から荷物を下した場所に戻った。

それぞれに荷物を少し持ちトンネル前まで一回運んだ。

相当サバイバルだった事は言うまでもない。

オレはこの時こう思った「お嬢はレディだからトンネル受付嬢だな。」


4人のメンズで運搬だな。」

スタート地点に戻ったオレ達は再び荷物を運び始めた。

先頭は重いシステムバッグを背負ったレジェンド、2番手はメンディ隊長、3番手はオレ、4番手は家康

オレ達の目の前にあの小さな潮溜まりが見えた瞬間にレジェンドの心が揺れた。

そう、レジェンドのジャンプ魂に火を付けたのだ。

するとレジェンドはK点越えの潮溜まり大ジャンプを披露した。

しかし悲劇は起こってしまった。

レジェンドが着地に失敗してしまったのだ。 船酔いで万全の体調では無かった。

着地に失敗したレジェンドは重量級のシステムバッグに引っ張られて背面からタイドプールにダイブしたのだった。

システムバッグが亀の甲羅の様になってしまってレジェンドがなかなか起き上がれなかった。

その時オレの頭の中は「K点越えの大ジャンプ 着地失敗  ウミガメさんひっくり返ってバチャバチャ」がグルグル回っていた。


オレは我に返った「ふざけている場合では無い やることがある。

そう、オレは5人の中の審判員の1人だったのだ。

K点越えの大ジャンプは満点だ。 着地失敗で減点3点 カメさんバチャバチャの芸術点で加点3点か。」

「 ビッグジャンプ! 文句なし満点! 」 とオレが叫ぶ1秒前に隊長が口を開いた。


大丈夫ですか?大丈夫ですか?ケガは無いですか?出血は無いですか?意識はしっかりしていますか?

メンディ隊長の完璧なレスキュー活動だった。

オレはこう思った「 隊長は前日に海難訓練を受けたに違いない。 じゃないとあのレベルのレスキューは出来ないな。間違いない!」

いや、待てよ。 都合よく前日に海難訓練があるのか? この線は無いな・・・  ハ、ハーン。 わかりましたよ隊長。」

隊長は前日にレンタルビデオ店で海猿を借りたんだ。 真実はこれだ。」と思った。

その後オレ達は何とか荷物をトンネル前まで運び、トンネルを抜ける頃にはライト無しでお互いの顔が見えるほど辺りは明るくなり始めていた。


ここまでの強行軍でみんな疲れ切っていた。

そんな中レジェンドがおもむろに自分の長靴を脱ぎ、胸の前まで持ち上げると逆さまにひっくり返した。


するとどうだ大量の海水が出続けたのだ。  オレはまた衝撃を受けたのだ。

またオレの頭の中は「 レジェンド マジシャン? 手品師? 」とグルグル回っていた。

 ナイスイリュージョン もう一回見せて。 」とオレが叫ぶ1秒前にまた隊長が口を開いた。


防寒着を脱いで木に干しておいて下さい。 風が強いので直ぐに乾きますから。」

 隊長 あんたはオレと違って立派な漢だぜ・・・・

後編へ続く

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まとめ

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